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暖機運転というと、エンジンをかけたまま10分以上も待っている人がいます。

実はコレ、とっても無駄。ガソリンをただ燃やしているだけで、環境にもとっても悪い。
昔のクルマならいざ知らず、今のクルマはコンピュータで制御されていて、エンジンが冷えていても最適なコンディションを保つようになってる。
だから１０分も１５分もの暖機は、エンジンにとって全く必要ない。
冬の寒さや夏の暑さをなんとかしたい気持は分かるけれど、日本全国７０００万台近くの車が１０分間無駄なアイドリングを続けたら、一体どれだけのガソリンが消費され、排気ガスが放出されるか想像してみよう。

しかし、だからといって全く暖気をせずに、エンジンをかけていきなり走り出すのはとっても車に悪い。
これは確実にエンジンの寿命を縮めちゃう。
極端に長い時間は必要ないけど、３分間暖機できれば理想的。
朝出勤前で急いでいる場合でも、せめてエンジンをかけてから３０秒は静止したほうがいい。
３０秒あればエンジン内にオイルが行き届くから、あとはしばらくの時間アクセルを極端に強く踏み込まなければ、普通に走っても大丈夫。
この３０秒が、クルマの寿命や燃費に大きな影響をおよぼしてくる。
適度な暖機運転で、クルマに、そして地球に優しく！